WISH2010に参加してきのでメモ。

パネルディスカッションにはGREEの田中社長、MIXIの原田副社長、デジタルガレージ(Twitter)の枝CEOという今のWEBサービスを代表方々が「日本のウェブはいかにして世界を目指すべきか」というテーマでディスカッションをおこなった。

日本と海外の違いを理解しないで進出して失敗するケースも多い。
日本の市場がせまいから海外、というのは短絡的な発想
日本の市場より海外の市場のほうが大きいが、その分競争も激しい。

世界で通用するということは、「誰でも使える」ということ。
サービスは生活や文化と切り離せない。日本のような単一民族、言語で隔離された国から世界に通用する「誰でも使える」サービスは生まれにくい。
最初から海外展開を狙って中途半端になるより、海外展開を見据えた上でまず日本で成功すること。
日本で成功したらそのコアバリューが何であるかを見極める。

日本では海外に比べて起業者、経営者のリスクが大きすぎる。
日本では中小企業経営者の自殺者が多く倒産は少ない。
経営者のプレッシャーが大きく、今後は支援が必要。
ベンチャーが資本金を調達するのは金儲けのためじゃなく、仕事に没頭するためのお金。もっと積極的に集めていい。

世界進出をする前にアジアを制する。
日本はアジア圏に強い影響力を持っている。

日本のWEBはいかにして世界をめざすべきか

すべての人が感じるコアバリューを持ち、すべての人が使えるサービスを提供する。
まず1ヵ国(普通なら日本)で成功させる。
日本→アジア→英語圏→その他と拡大していく。

プレゼン

どんな既存のサービスもWEBが触媒となって変身する。
7分でプレゼン。短いと思っても充実した内容で面白い。みなさんきっちり終わらせるのがすごい。練習したんだろうな。

TwiTraq

ツイッターの解析ツール。
自分や他人のつぶやきの傾向がわかる。面白そう。

デコ文字

自分のサイトのフォントを自由に変えられるサービス。
フォントの印象で文章やサイトの印象も大きく変わりますね。プレゼンターの「○○重要。超重要。」韻を踏むプレゼンが面白くて印象に残ってます。

ソーシャル翻訳コニャック

翻訳の依頼と翻訳者をつなぐサービス。
翻訳結果、翻訳者をソーシャル的に評価されるしくみがGOOD。ほかのサービスにも通用しそう。とりあえず語学の堪能な友人に教えたいと思いました。

ブクログのパブー

電子書籍の作成、公開、販売が自分できるサービス。
iPadのおかげで電子書籍も大注目されてます。今なら競合もすくないかも。

食べレコ

カクー

この辺居眠りしちゃった。
カクーが大賞だったそうで、寝てしまったことを非常に悔やまれます。

Togetter

ツイッターのつぶやきをまとめて公開するサービス。

CEREVO

今回のプレゼンでは唯一の製品。映像を簡単にインターネット配信できる装置です。ほんとうに簡単そう。

オリヒメ

みんなが「惜しい」と思う商品を「欲しい」に変えるオンラインショップ。
既存の商品をサイト上で自分好みに変更でき、そうしたニーズに合わせて実際の商品を変更されるそうです。このサービスを立ち上げたのは現役の女子大学院生。

ロケタッチ

自分の出かけた場所を記録する位置情報サービス。
記録することを「タッチ」するといい、タッチするとシールがもらえる。
コレクター心をくすぐる、かなり細かい場所までシールの種類があるそうです。ラーメン二郎シールとか。

どのサービスもとても興味深く、最初は興味がなくてプレゼンを聞いて使ってみたいと思うものがたくさんあった。

こうした開発を実際するところってどうしてるんだろう。
少なくとも私が勤めたところではこんなに開発してるところはなかった。

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