デジハリ主催のセミナー「Youtubeの進化とソーシャルメディアマーケティングの未来」に参加してきました。講師はグーグル株式会社 プロダクト マーケティング マネージャー 長谷川 泰さん。

今年Youtubeは5周年だそうで、そうした前置きなどもあったのですが、私が興味があったのは以下の3点
1.Youtubeの著作権管理技術
2.Youtubeを使ったソーシャルメディアマーケティングの事例
3.ソーシャルメディアマーケティングに大切な5つの「P」

1.Youtubeの著作権管理技術

映像コンテンツの著作権所有者が動画をアップロードして登録しておく
他社が同じ動画をアップロードすると著作権所有者に通知され3つの対応が選べる
1。コンテンツを削除する
2。トラフィック情報を取得する
3。広告を表示し収益を得る
動画のマッチング精度も高く、オリジナルの動画はもちろん、テレビや映画を撮影した映像も識別できるそうです。
ただし顔認識はまだ不可能。
※これが実現できれば、自分の顔写真を登録しておくことで、他者が勝手に動画や写真を投稿することを防げるのでは。

2.Youtubeを使ったソーシャルメディアマーケティングの事例

BUZZ + VIRAL型
ユニークな映像を作ることでクチコミで広がる

evian roller babies
赤ちゃんがハイテクニックのローラースケートを披露する

Will It Blend?
食べ物だけじゃなく、でもミキサーで粉々に

air new zealand staff have nothing to hide
ボディペイントで話題になったニュージーランド航空のCM

UGC採用型
もともとユーザーが投稿した動画が企業と結びついた

MichellePhan
化粧品会社と専属契約

Tutti Frutti Apple Ocarina
野菜を楽器にして投稿していた高知県の人が、フィンランドのCMに出演

Tiger Woods 09 – Walk on Water
ユーザーが投稿したゲームのバグの動画を逆手に取ったCM

ユーザー参加型
ユーザーに動画投稿を促す

Fits ダンスコンテスト
3M post-itの使い方募集

エキシビジョン型
実世界で仕掛けをし、それを動画として配信する

Piano stairs
「エスカレーターを使わず、階段を使おう」との呼びかけ、階段をピアノに見立てた仕掛けを。

The world’s deepest bin
ゴミをゴミ箱に捨ててもらうための仕掛け

他の事例

IKEA – Facebook showroom
Facebookをつかったキャンペーン事例

Bee-Boy dance crew drops dead

3.ソーシャルメディアマーケティングに大切な5つの「P」

PULSE(信号)
PACE(早さ)
PRECISION(精度)
PERFORMANCE(パフォーマンス)
PARTICIPATE(参加する)

Q&Aから

Youtubeでは接続される端末、回線ごとに適切な映像に変換して配信している。
例)同じiPhoneでも3Gとwifiで、それぞれ適切にエンコードされた映像が配信される。

これかは企業がどうやって1ユーザーとコミュニケーションをとっていくかを考える必要があると感じました。それは単にBtoCといったことではなく、対象となるユーザーの状況や考え、感情まで考慮して対応する必要がありそう。しかも全員とコミュニケーションをとるのは、たぶん不可能だから、対象とするユーザーの選択方法も重要になるかも。

ノートパソコンを持っていけなかったので、メモしてたからついていくのが大変だった。
説明で使ったpptのデータを配布してくるとよかったんだけど。

One thought on “Youtubeの進化とソーシャルメディアマーケティングの未来

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